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『 左右非対称の美学』
〜英国モダニズムが到達した、チークと有機的ラインの黄金比〜
シンメトリー(左右対称)が静寂を表すなら、アシンメトリー(左右非対称)は空間に心地よい「リズム」を生む。英国から届いたこのサイドボードは、ミッドセンチュリー期特有の合理精神と、木工技術の粋が結晶化した、美しい直方体だ。
幅1525mmという、日本の住空間においても絶妙なワイド・プロポーション。
そこに描かれるのは、機能と美が拮抗する静かなドラマである。
〜4段の引き出しが刻む、垂直のリズム〜
向かって左側には、整然と並ぶ4段のドロワー。右側には、ゆったりとしたスライド扉のキャビネット。「細かな収納」と「大きな収納」。異なる機能を左右に振り分けることで生まれた非対称な構成が、家具の表情に深みを与えている。
チーク材の美しい木目が、水平方向へと途切れることなく流れる様は、一枚の抽象画を眺めるような満足感がある。
〜指先を誘う、有機的な「瞳」〜
この家具のアイコンとなっているのが、引き出しに配されたハンドルの意匠。
チークの無垢材を削り出した、アーモンドのような、あるいは「瞳」のような有機的なフォルム。
直線的なボディの中に、あえて柔らかな曲線を点在させることで、視覚的なアクセントとなると同時に、指先に吸い付くような触覚的な喜びを提供している。
〜 重力をコントロールする脚部〜
本体の重量を支えるのは、建築的な構造美を持つ脚部。
重厚なキャビネット部分が床から軽やかに持ち上げられ、まるで宙に浮いているかのような「浮遊感」を獲得している。床面を広く見せることは、空間を広く感じさせるための、当時のデザイナーによる知的な配慮に他ならない。
〜空間に溶け込む〜
天板には、お気に入りのアートブックやテーブルランプを。
美しいチークの背景が、置かれたオブジェをギャラリーのように引き立てる。
収納としての実用性はもちろん、空間の重心を整え、インテリアの質を一段階引き上げる「ベース(土台)」として。
このサイドボードは、あなたの暮らしに英国ビンテージの洗練と、永く愛せる景色をもたらしてくれるはずだ。
≪メンテナンス:済み≫
サンディング後に水性ウレタン塗装をしております。
■生産国
イギリス
■サイズ 幅1525x奥行435x高さ785(mm)
■詳細サイズ
〇右扉内オープンスペース:幅455x奥行375x棚板上部高さ190、下部高さ230(mm)
〇棚板(固定):幅455x奥行335(mm)
〇左扉内オープンスペース:幅455x奥行375x高さ420(mm)
〇棚板(固定):幅100-240x奥行350x上部高さ125、中部高さ135、下部高さ155(mm)
※向かって右側の内部にある金具は、おそらくアイスピック用のものと思われます。
〇引出内寸(共通):幅527x奥行360x高さ80(mm)
■素材 チーク
■程度
・実際に使用されていた商品の為、擦り傷・打痕等ございます。
■メンテンス:済み(ウレタン塗装)
■完成品