閉じる
デンマークの「Arne jacobsen / アルネ・ヤコブセンデザイン」がデザイン、「Fritz Hansen / プリッツハンセン」社製の”medel 3208”のガルチェア(ビンテージ)です。
特に優雅な形状でカモメの様にみえることから「Seagull chair /ガル(シーガル)チェア」という愛称を持った幻の名作椅子です。
デンマーク王立銀行のためにデザインされたもので、1968年にセブンチェアの三次元的曲線美を追求してデザインされたエイトチェア(3108)を発表、肘付は1970年にデンマーク国際家具見本市で初公開。
エイトチェアは、当時の市場では、大きな差がなく、一時の生産で終了してしまいました。さらに1971年にヤコブセンが他界する前年に発表され、ヤコブセンがデザインした最後のチェアとなります。
状態も非常に良く、仕様はレザーを使用したフルパディング仕様になっていますので座りやすく、ワークチェアとしても使えそうです。
建築家であったヤコブセンのデザインする家具は今では見慣れた材質を使った家具ですが、当時のデンマークは戦後、伝統的風習を重んじる文化が根強く残り、ヤコブセンの近未来的なデザインは、打合せ時に大きく揉めたと言われています。ヤコブセンは、そんな状況下でも強いデザインへの想いや信念をもち、実現した1脚。
■生産国
デンマーク
■デザイナー
Arne Jacobsen/アルネ・ヤコブセン
■メーカー
Fritz Hansen/フリッツ・ハンセン
■サイズ 幅670 x 奥行500 x高さ840(mm)
■素材 レザー
■程度 実際に使用されていた商品の為、
擦り傷・打痕・ほつれ等多数ございます。