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『力強い佇まいに、宿る美意識』
北欧デザインの成熟期が生んだ、洗練された一台
1970年代、デンマークで生まれた北欧ヴィンテージのダイニングテーブル。このテーブルの魅力は、何よりも印象的な脚周りのデザインです。天板を支える脚部には、曲線を描く補強材が美しく配され、構造美と機能美を見事に融合させています。まるで彫刻のように、力強くも繊細な表情を見せるフォルム。それは黄金期に培われた技術と美意識を受け継ぎながら、独自の進化を遂げた時代だからこそ生まれた家具としての完成度の高さを物語っています。
天板や脚周りには、美しいチーク突板や無垢を使用。深みのある色合いと繊細な木目が、上質な空間を作り出します。半世紀近く経った今もなお、その風合いは色褪せることなく、時を経たからこその深い艶と味わいを纏い、チークが紡ぐ、深みのある表情を感じることができる。
伸長サブ天板はテーブル内部に収納でき、機能的な設計。使わないときは空間をすっきりと保ち、必要なときはさっと広げられる。北欧の人々が大切にしてきた「必要なものを美しく、無駄なく」という哲学が、ここに息づいています。
W1500mmというゆったりとしたサイズは、普段使いでも余裕のある広さ。伸長すれば、6〜10人が囲める大きな食卓へと変わります。片側だけを伸ばすこともでき、壁際に寄せても使いやすい、柔軟な設計となります。
静かな朝のひととき。賑やかな夜の集い。このテーブルは、その力強い佇まいであなたを迎え、
チークの深い温もりで包み込む。そして、何気ない日常も、特別な瞬間も、
すべてを受け止めながら、これから先の時間を、ともに刻んでいってくれるはずです。
≪メンテナンス:前≫
こちらはメンテナンス前の状態で撮影をしておりまして、ご注文後に古い塗膜をとり、サンディング、オイル塗装、構造チェックした後にお届けとなります。
■当時のデンマークの住宅事情(ダイニングテーブル)
当時のデンマークは、都市に人口集中し、コンパクトな住宅やアパートメント生活の人が多く、生活空間がミニマムの環境でした。その中でいかに豊かな生活するかと考えだしたのが伸長式テーブル。
デンマーク国内で一番多く製造され、一番人気のあった伸長式スタイル。横から見た際の天板2重構造になっており、下の天板を引くことで伸長する造りとなっています。
片側だけでも広げることができますので、ふとした瞬間、何かあった時に広げられると思えば気持ちが違いますよね。お客様の訪問、料理の品数、作業スペースの確保などなど・・・。ちょっと狭いかなと感じても奥行が深いため、普段使いでも快適だと思います。
■生産国
デンマーク
■サイズ 幅1270/1770/2270x奥行900x高さ725(mm)
■詳細サイズ
【脚間】
〇長い方の脚間:1060mm
〇床から幕板までの高さ:650mm
■素材 チーク
■仕様 実際に使用されていた商品の為、小傷・小ダコン等はご理解ください。
■メンテナンス:前
・ご注文後に古い塗膜をとり、サンディング、オイル塗装、構造チェックした後にお届けとなります。
■ご配送 分解可能
ご配送時に組み立て・設置いたします。