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『曲線が描く、静謐なアート』
〜触れるたびに、心が整う。日常に潜む「美」を再発見する一脚〜
デンマークの巨匠『Finn Juhl/フィン・ユール』。彼は、家具を「使うための道具」としてだけでなく、「空間を構成する彫刻」として捉えました。その美学が垣間見える「モデル197」ダイニングチェア。
フィン・ユールがデザインした同シリーズには、直線的なデザインが特徴の「モデル198」も存在します。しかし、このモデル197は、それとは対照的に、全体が流れるような柔らかな曲線で構成されているのが特徴となります。製造は、デンマークのビンテージ家具の名門『France & Søn(フランス・アンド・サン)』社が手掛けました。
この「曲線美」は、見た目の優しさだけでなく、人の背骨や肩甲骨のカーブに寄り添うように設計された繊細なフォルムに身体を預けた瞬間に得られる安心感を生み出します。職人の高度な技術とフィン・ユールの繊細な意図が融合し、慌ただしい日常の中、椅子に座るという行為を、ゆったりとしたたアートがもつ安心感を提供してくれると思います。
〜グレーの布地とチーク材が織りなす「上質な静けさ」〜
時を経て飴色に深まったチーク材のフレームに張られたデンマーク製の上質なウール混紡のダークグレー色ファブリックをセレクト。互いの美しさを引き立て合います。
この配色は、どんなテーブルやインテリアとも調和しやすく、空間に静謐で落ち着いた雰囲気をもたらします。本質的な心地よさを求めるあなたのためにぴったりではないだろうか。
あなたの新しい物語を、この「座る彫刻」と共につむいでいくことを、心より願っています。
≪メンテナンス:済み≫
木部はサンディング後にオイル塗装にて。
座・背はウレタン交換済み。デンマークで購入したウール混在のダークグレー色のファブリックに張替え済み。
■生産国
デンマーク
■デザイナー
Finn Juhl
■メーカー
France & Son/フランス&サン
■サイズ 幅540x奥行550x高さ745x座面高450x座面幅510(mm)
■素材 チーク
■程度 デンマーク国内にて実際に使用されていた商品の為、擦り傷・打痕等ございます。
■メンテナンス:済み(オイル塗装・張替え済み)
■完成品