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『デンマーク ビンテージ チーク×ペーパーコード ダイニングチェア(Arne Hovmand-Olsen)』
〜背筋を伸ばし、心を解く。巨匠アルネ・ホブマン・オルセンが描いた、光を通す「垂直の美学」〜
■背景と意匠:アルネ・ホブマン・オルセンが紡ぐ、伝統とモダンの交差点
デンマークミッドセンチュリー期を代表するデザイナー、アルネ・ホブマン・オルセン(Arne Hovmand-Olsen)。家具職人としての確かな修行を積んだ後に、自らのデザイン事務所を設立した彼の作品には、木材への深い造詣と、彫刻的なダイナミズムが共存しています。
推定1960年代に名門Mogens Kold(モーエンス・コルド)社のために手がけたこの一脚は、彼の真骨頂とも言える「垂直のライン」が主役。背もたれに並ぶ繊細なスポークは、空間を遮ることなく光と風を透過させ、部屋の中に知的なリズムをもたらします。伝統的なキャビネットメーカーの技術を、軽やかなモダンデザインへと昇華させた、歴史的価値を感じさせる佇まいです。
■素材とディテール:曲線と直線のシンフォニー、時を蓄えたチークの深み
主材には、半世紀を超える歳月を経て深い琥珀色へと熟成したチーク材を贅沢に使用。特筆すべきは、直線を基調としながらも随所に配された柔らかな曲線です。背もたれの上端(トップレール)に見られる弓なりのカーブや、脚部へ向かって細くなるテーパードのライン。これらが「シンフォニー」のように調和し、見る角度によって異なる表情を見せてくれます。
座面は、職人の手で一針ずつ編み上げられたナチュラルなペーパーコード。推定数十年の時を旅してきた本個体には、木肌や座面に僅かな経年変化が見られますが、それこそがビンテージだけが纏える「真実の美しさ」。
■機能と安定感:身体に寄り添い、思考を整える「高解像度」な座り心地
この椅子の真価は、その端正な姿からは想像できないほどの包容力にあります。高さ98.5cmのハイバック仕様は、背中を広い面積でサポートし、自然と正しい姿勢へと導いてくれます。
ペーパーコードの座面は、体圧を適度に分散しながら、冬は温かく夏は蒸れにくいという、四季のある日本の暮らしに最適な実用性を備えています。ダイニングでの長い夕食はもちろん、書斎で集中して原稿を書き上げたり、読書に没頭したりする際にも、腰への負担を和らげる「安定した居場所」となってくれます。幅46cmというプロポーションは、現代のダイニングテーブルの下にも深く収まり、動線を邪魔しない合理的な設計です。
■暮らしの風景とヒュッゲ:光の中で、自分と向き合う静かな時間
週末の朝、窓から差し込む柔らかな光が、背もたれの隙間から床面に長い影を落とす。お気に入りのテーブルにこの椅子を引き寄せ、淹れたてのコーヒーと共に一日の計画を立てる。ただそこに座るだけで、背筋がすっと伸び、思考が凪のように整っていくのを感じるはずです。
時を重ねるごとに愛着が増し、傷さえも人生の物語として馴染んでいく。当店からお届けするこの一脚が、あなたの住まいに「ヒュッゲ(Hygge)」な凪をもたらし、これから先の数十年を共に歩む、かけがえのないパートナーとなることを願っています。
≪メンテナンス:前≫
古い塗装除去後にサンディング・構造チェックを行い、オイル塗装にて仕上げます。
■生産国
デンマーク
■デザイナー
Arne Hovmand-Olsen
■メーカー
Mogens Kold
■サイズ 幅460x奥行510x高さ985x座面高435(mm)
■素材 チーク・ペーパーコード
■程度 実際に使用されていた商品の為、擦り傷・打痕等はご理解下さい。
■完成品
■木部メンテナンス:前(オイル塗装」