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推定1960年代 デンマーク製 ビンテージ シェルフ(チーク)
『生活の動線を邪魔せず、景色を整える』
〜奥行き30cmがもたらす、静かな調和〜
部屋の空気を静かに整え、住む人の美意識を映し出す舞台となる。そんな「道具」としての品格を備えたシェルフが、デンマークから届きました。本体に使用されているのは、推定1960年代の北欧家具を象徴するチーク材。長い歳月をかけて深い飴色へと育った木肌は、触れるたびにどこか体温のような温もりを感じさせます。その端正な佇まいを足元で支えるのは、力強い木目を持つオーク材の丸脚。異素材を巧みに組み合わせ、接合部のディテールにまで「用の美」を宿らせる。当時の職人たちが大切にした工芸的な美しさが、この一台には凝縮されています。
日本の住環境において、この家具がもたらす最大の恩恵はそのサイズ感にあります。横幅87cm、そして特筆すべきは30cmというスリムな奥行き。この「30cm」という数字は、暮らしの動線を妨げない絶妙な設計です。廊下に近い壁面や、ソファの背後、あるいはダイニングの一角。これまで「家具を置くには少し狭い」と諦めていた場所にも、圧迫感を与えることなく自然に収まります。高さ116cmという設計もまた、日本人の視線に優しい。天板の上は、お気に入りのランプや季節の花を飾るのに最適な高さであり、空間を仕切りながらも視線が抜けるため、部屋をより広く、豊かに感じさせてくれます。
内部に目を向けると、機能性への誠実な配慮が伺えます。1段目の棚板は、収納するものの高さに合わせて位置を変えられる可動式。大切な写真集や、少し背の高いピッチャー、あるいは旅先で手に入れたオブジェなど、自由な発想でディスプレイを楽しめます。対して2段目の棚板は固定式とすることで、構造体としての堅牢さを確保。下段には重さのある書籍や、お気に入りの籠を並べるのにも適しています。ビンテージゆえ、木肌には微かな傷や色むらが見受けられるかもしれませんが、それは前の持ち主と共に歩んできた誠実な時間の積み重ねです。完璧ではないからこそ愛おしい。その哲学的な美しさもまた、当店からお届けしたい価値のひとつです。
「記憶を並べ、明日を綴る。暮らしの拠り所として」
休日の朝、窓から差し込む光がチークの木目をなぞる。
夜、小さな灯りに照らされた棚に、そっとお気に入りの本を戻す。
このシェルフは、単に物を仕舞うための場所ではありません。
日々の何気ない所作を美しく整え、暮らしの中に「ヒュッゲ」な情景を編み出していく。
十年、二十年と使い込むほどに、あなたの暮らしの一部として静かに、そして深く馴染んでいくことでしょう。
≪メンテナンス:済≫
古い塗装を除去後にサンディングを行い、オイル塗装にて仕上げました。
■購入国
デンマーク
■サイズ 幅870x奥行300x高さ1160(mm)
■詳細サイズ
〇オープンスペース(2段目の棚板固定):幅834x奥行293x上部高さ568x下部高さ295(mm)
〇棚板:幅834x奥行293(mm)
※高さ調整:32mmピッチx13段階
■素材 本体:チーク、脚:オーク
■程度 実際に使用されていた商品の為、擦り傷・打痕等はご理解のほどよろしくお願いいたします。
■メンテナンス:済(オイル塗装にて)
■完成品