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デンマークで買い付けたビンテージのライティングビューロー(Ølholm Møbelfabrik)
『飴色は、時間のぶんだけ深い』
〜誰かが何度も開けてきた時間が、艶のかたち〜
Ølholm Møbelfabrik(オルホルム・モブラー)は、デンマーク、ユトランド半島の町オルホルムにあった家具工房。1960年代には、チークのデスクやドレッサー、キャビネットを数多く残しました。
鍵を取っ手代わりに扉を開けば、内側がそのままデスク面になる。左は仕切りのない大きな収納、右は三段の小引き出しと、その上の小さな棚。下段にも、同じように引き出しが三段。取っ手は削り出され、指をかけると、ちょうどよく手に馴染みます。側板は後ろへ緩やかに傾いて立ち上がり、その姿勢のぶん、天板の左右には低い縁が残る。書類が、滑り落ちない。閉じれば、中の乱れごと静かになる。小さな鍵がひとつ。そういう仕掛けが、上品で、少し可愛らしいのです。
背面には、金色のシールが一枚。「ASBJØRN-MØBLER」「SKINDERGADE 28-32・KØBENHAVN K」。コペンハーゲン旧市街、高級店が並ぶ通りに店を構えていた老舗セレクトショップのもので、手書きで「H/BK-733」とあります。売られた店の名残が、そのまま残っている。
幅90cm、奥行き44cm、高さ110cm。閉じれば奥行き44cmに収まり、椅子を引いても動線をふさぎません。飴色に熟したチークには、細かな擦れと、扉の天面に淡い色の差。それは欠点ではなく、誰かがこの扉を何度何度も開けてきた時間の証なのでしょう。
扉を開く際の鍵をまわす作法のような動作。その小さな音が、部屋の灯りをひとつ増やします。
≪メンテナンス:前≫
古い塗装を除去後にオイル塗装にて仕上げます。
■生産国
デンマーク
■メーカー
Ølholm Møbelfabrik
■サイズ 幅900x奥行440x高さ1100(mm)
■詳細サイズ
【上部:扉内】
〇オープンスペース(左):幅550x奥行270x高さ310(mm)
〇オープンスペース(右):幅297x奥行180x高さ120(mm)
〇小引出:幅280x奥行160x高さ45(mm)
〇天板:幅857x奥行360x床からの高さ742(mm)
【下部】
〇大引出内寸(共通):幅830x奥行375x高さ110(mm)
■素材 チーク
■程度 デンマーク国内にて実際に使用されていた商品の為、擦り傷・打痕等ございます。
■完成品
■メンテナンス:前
■Ølholm Møbelfabrik(オルホルム・モブラー)
1896年にNiels Omann(ニールス・オマン)によって設立されたデンマークの家具メーカー。ミッドセンチュリー期には息子のSigfred Omann(シグフレッド・オマン)が継承し、シガード・レッセル等の優れたデザイナーとともに、チーク材やオーク材を用いた洗練されたキャビネットやダイニング家具を製作しました。上質な素材感と端正な木工技術が冴える実用美あふれる名品です。