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デンマークの「Edvard Kindt-Larsen(エドワード キンドラーセン)」と「Tove Kindt-Larsen(トーベ キンドラーセン)』が1959年に共同デザインし、「France & Son」社製造のモデル189アームチェア(チーク)です。金色のマークからの推測になりますが、France&Daverkosenから、1957年に名前がFrance&Sonに変更された1957年頃のアイテムとなりますので、大変希少なアイテムとなります。
チーク材の削り出しから生まれるフレームには力強さを感じ、流動的な曲線ラインから優しさが伝わり、派手さはないものの重厚感はあり、シンプルながらバランスが良く、魅力的な美しさがある佇まいです。
腰を降ろしてみると幅広の座面、角度の付いた背もたれ、背・座共にバネ内蔵のクッション仕様特有のリラックス感が生まれ、非常に座りやすいです。座りごごちは多くのデザイナーのソファを手掛けたFrance & Sonの特徴がでしょう。
ダイニングチェア・デスクチェアだけでなく、デザインも良いですし、ソファとしては座面がやや高めですが、奥行きが深いのでリビングチェアとしても活躍してくれそうです。重量もありませんので都度移動してマイスペースに置いても良いかもしれません。
こちらは背・座共にウレタン交換、リバコ社のNCシリーズ(NC125)のグレーにて張替えしております。
■France & Son
France&Daverkosen社として1948年に創業、創業者の息子が1957年に会社に加わりFrance & Sonへと社名変更。その時に椅子にスプリングクッションを使用することを開発し、フィンユール、オーレンジャー、ピーターヴィッツ&モルガードなど多くのデザイナーと共に急速に発展しました。1967年にPoul Cadoviusに売却され、CADO社へと名前を変更、現在は事業を閉鎖しております。
■生産国
デンマーク
■デザイナー
Tove & Edvard Kindt-Larsen
■メーカー
France & Son
■サイズ 幅650x奥行610x高さ780x座面高450xアーム高630(mm)
■素材 チーク
■程度 実際に使用されていた商品の為、擦り傷・打痕ございます。
※背・座共にウレタン交換、リバコ社のNCシリーズ(NC125)のグレーにて張替えしております。
※フランス&サンのフレームはノックダウン仕様が特徴のため、ぐらつきが生じます。