閉じる
『「曲線」に触れる、優しき機能美』
〜Gunnar Falsigが木に宿した、有機的なる北欧モダン〜
直線の部屋に、柔らかなリズムを取り入れてみては。
四角い部屋に、四角い家具。そんな当たり前の景色の中に、ふっと息が抜けるような「柔らかさ」を運んでくれる一台。
デンマークのデザイナー『Gunnar Falsig(グンナー・ファルシグ)』が『Møbelfabrik Holstebro』社と共に生み出したこのライティングデスク。
最大の特徴は、前面が緩やかな弧を描く「ボウフロント」と呼ばれるスタイル。スライド式の天板や、引き出しの前板に至るまで、すべての面がふっくらと膨らむような曲線で構成されており、木製家具でありながら布のような優しさを感じさせます。
〜チークとガラス、異素材のハーモニー〜
飴色に輝くチーク材の温もりに対し、上部のガラス扉が凛とした涼やかさを添えています。
ガラス面に施された白いラインの装飾は、ミッドセンチュリー期特有の遊び心。
お気に入りの食器やオブジェを飾れば、ガラス越しに眺めるその景色さえも、ひとつのアートのように切り取ってくれるでしょう。
〜体に寄り添う、弧のやさしさ〜
書き物をするために天板を引き出したとき、この家具の真価に気づかされます。
お腹のあたりに触れる天板の縁が、優しくカーブしていること。
直線のデスクにはないそのフィット感は、まるで家具が使い手を迎え入れてくれているかのよう。引き出しを開け閉めする指先にも、曲線の滑らかな感触が伝わり、日常の所作を美しく演出します。
〜時を刻んだ証として〜
半世紀近い時を経てきた証として、天板の一部に輪染みが見受けられます。
これを単なる傷と捉えるか、あるいは前の持ち主が過ごした豊かな時間の記憶と捉えるか。
新品にはないその表情もまた、ビンテージ家具だけが持つ固有の物語として、愛でていただければ幸いです。
〜景色を変える、美しい膨らみ〜
リビングの主役として、あるいは寝室の静かなパートナーとして。
光を受けて陰影を落とすその「美しい膨らみ」は、空間の緊張を解きほぐし、暮らしに穏やかな余白をもたらしてくれることを願う。
≪メンテナンス:前≫
ご注文後に古い塗装を除去しサンディングを行い、オイル塗装にて仕上げます。
■生産国
デンマーク
■デザイナー
Gunnar Falsig
■メーカー
Møbelfabrik Holstebro
■サイズ 幅890x 奥行490 x高さ1180 (mm)
■詳細サイズ
【上部】
〇1段目の小引出内寸(左右共通):幅390x奥行230x高さ50(mm)
〇2段目の小引出内寸(左右共通):幅390x奥行245x高さ50(mm)
〇ガラス扉内オープンスペース:幅850x奥行246x高さ205(mm)
〇スライド天板:幅850x奥行160〜225→400〜470x床らの高さ722(mm)
【下部】
〇引出内寸(共通):幅825x奥行365x高さ110(mm)
■素材 チーク
■程度 実際に使用されていた商品の為、擦り傷・打痕等ございます。
■メンテナンス:前(ご注文後にオイル塗装にて)
※天板シミあり
■完成品