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『誠実なオークが支える、日常の特等席』
〜Børge Mogensen "BM 72"。フレデリシア社が体現する、機能主義の到達点〜
「家具は人々の生活の道具であり、召使いであるべきだ」。
デンマークの巨匠 Børge Mogensen(ボーエ・モーエンセン) が、名門 Fredericia(フレデリシア) 社と共に世に送り出した「BM 72」
華美な装飾を削ぎ落とし、オーク材の力強さと機能性を突き詰めたその姿には、彼の「庶民のためのデザイン」という信念が静かに息づいている。
■ 実直なオークと、計算された座り心地
フレームには、明るく堅牢な「オーク材」を採用。オイル塗装で丁寧にメンテナンスを施し、木本来の温もりある質感を引き出した。
特筆すべきは、その構造美だ。
背もたれから脚へと繋がる無駄のないライン。座面内部にはウェービングベルトとウレタンを採用し、見た目の軽やかさとは裏腹に、身体を底付き感なく受け止める。長時間座っても疲れにくい設計は、食事の時間を愉しむための、最も理にかなった機能美と言える。
■ 現代の暮らしに馴染む、新たな装い
今回の修復にあたり、座と背の張地には日本のリバコ社製ファブリック「NCシリーズ」をセレクトした。ウール混の上質なテクスチャが生む、ニュアンスのあるベージュ色。
オークの素朴な木肌とのコントラストは、ビンテージの深みと新品の清潔感を同居させ、現代の住空間にも洗練された空気を運ぶ。
【休日のブランチ、光を整える】
遅く起きた朝、リネンのクロスを敷いたテーブルで、焼きたてのパンとスープを味わう。
背中を預けた瞬間、オークの頼もしさが身体を包み込み、心がほどけていく。
飾らない、けれど満ち足りた時間。
モーエンセンの実直な椅子は、あなたの日常を静かに支え、豊かな人生の背景となるはずだ。
■Børge Mogensen
Furniture must serve the user, not the other way around. and We must not make things for the sake of things, but for the sake of people.
・家具は使い手に奉仕するものでなければならず、その逆であってはならない。そして、モノのためにモノを作るのではなく、人のために作らなければならない
【メンテナンス:済み】
木部:オイル塗装
背:リバコ社NCシリーズNC121にて張替え+ウレタン交換
座:リバコ社NCシリーズNC121にて張替え+ウレタン交換+ウェービングテープ交換
■生産国
デンマーク
■デザイナー
Børge Mogensen
■メーカー
Fredericia Stolefabrik
■サイズ 幅510x奥行520x高さ750x座面高450(mm)
■素材 オーク
■仕様 実際に使用されていた商品の為、小傷・小ダコン等はご理解ください。
■メンテナンス:済み
木部:オイル塗装
背:リバコ社NCシリーズNC121にて張替え+ウレタン交換
座:リバコ社NCシリーズNC121にて張替え+ウレタン交換+ウェービングテープ交換
■完成品