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『230mmの静寂。空間を額装するチークの書架』
〜アートパネルのような接合美と、日常を美しく編集するアノニマスなオープンシェルフ〜
デンマーク家具は、空間に静けさをもたらすと同時に、日々の暮らしを理にかなったものへと導く美しい道具である。デンマークから届いたこのアノニマス(無名)なオープンシェルフには、北欧モダニズムの黄金期を支えた誠実なクラフトマンシップが、その端正な佇まいに息づいている。
何よりの魅力と言えるのが、奥行きわずか230mmという極めてスリムなプロポーション。リビングの壁際や、通り抜けるだけの廊下。そんな限られた動線を一切妨げることなく、空間に美しい水平線を構築する。現代の都市生活における「隙間」を、知的な居場所へと変えるための最も合理的なモジュールと言えるだろう。
視線を惹きつけるのは、本体の四方を囲む枠組みのディテールにある。板の断面を隠し、角を精密に接合する高度な木工技法を採用。これにより、経年で深みを増したチーク材の豊かな木目が途切れることなく連続し、まるで一枚のアートパネルを額装したかのような静謐な美しさを放っている。さらに、飴色の躯体を軽やかに持ち上げる丸脚には、より濃褐色で堅牢な「アサメラ材」をセレクト。異なるマテリアルのコントラストが、家具全体をモダンに引き締めている。
そして、簡潔な箱の中には、日常を支える圧倒的な実用性が潜んでいる。幅865mm、高さ800mmのオープンスペースを区切る2枚の棚板は、40mmピッチで17段階もの細やかな高さ調整が可能だ。大判のアートブックや雑誌から、小さな香水瓶まで、収めたいもののスケールに合わせて無駄なく的確に空間を割ることができる。集めてきたオブジェを余白を持たせて飾るディスプレイスペースとして、あるいは日々のツールを整然と収める書架として。暮らしの変化に合わせて自在に機能を編集できる、極めて頼もしい懐の深さを持っている。
【週末の昼下がり、壁際の余白を編集する】
柔らかな自然光が注ぐリビング。毛足の短いアイボリーのウールラグを敷いた壁際にこのシェルフを据え、傍らにはコンテンポラリーなスツールを引き寄せる。
棚の上段には、モダンなフォルムのフラワーベースに季節の枝物を生け、下段にはインディペンデントな雑誌やお気に入りのキャンドルを美しく並べて。
トレンドを取り入れつつも、時代に流されない本質的な美しさを持つ家具。この飾らない実直な道具が、日々のノイズを消し去り、あなたの日常を知的で豊かな時間へと整えてくれるはずだ。
≪メンテナンス:済み≫
古い塗膜を除去後にサンディングを行い、オイル塗装にて仕上げました。
■生産国
デンマーク
■サイズ 幅900x奥行230x高さ1030(mm)
■詳細サイズ
〇オープンスペース:幅865x奥行222x高さ800(mm)
〇棚板:幅865x奥行220(mm)
※棚板は、40mmピッチ、17段階で高さ調整可能
■素材 本体:チーク 脚:アサメラ
■仕様 実際に使用されていた商品の為、小傷・小ダコン等はご理解ください。
■完成品
■メンテナンス:済み(オイル塗装)