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■推定1960年代 デンマーク ビンテージ サイドボード(オーク / Poul Hundevad)
『暮らしの重心を、明るいオークの温もりへと』
〜名匠の哲学が息づく、美しき収納の器〜
朝の光を柔らかく反射し、お部屋に爽やかな風を運んでくれる。そんなオーク材特有の明るい木肌が魅力のサイドボードが、はるばるデンマークから届きました。手がけたのは、機能美と品質の高さで知られるデザイナー、ポール・ハンデバッド(Poul Hundevad)。彼が率いた「Hundevad & Co.」社の家具は、当時のデンマーク家具界において厳しい品質基準をクリアした証である「DANISH CONTROL」のラベルが誇らしげに記されています。素材には力強い木目を持つオーク材を贅沢に使用。経年により深みを増した黄金色の質感は、北欧ビンテージの知的な佇まいと、柔らかな日常の風景を美しく繋いでくれます。
この一台の完成度を支えているのは、細部に宿る工芸的な意匠です。扉の四隅に施された45度の合わせ(留め加工)の美しさや、指先にしっとりと馴染むように削り出された取っ手。そこには、使う人の所作をいかに美しく整えるかという、ハンデバッドの哲学が息づいています。扉を横に滑らせれば、内部は左右で使い分けができる合理的な設計に。左側には、大切なカトラリーや文鎮を傷つけないよう緑色のフェルトが敷かれた引き出しが一杯。右側には、収納するものに合わせて32mmピッチで細かく高さを変えられる棚板が備わっています。日本の住環境にも収まりの良い横幅108cmというサイズ感ながら、日々の暮らしを支える「器」としての包容力は十分です。
このサイドボードは、半世紀以上の時を経て、天板や角にわずかな色むらや小傷が見受けられます。しかし、それこそがビンテージだけが持つ「完璧ではないからこその美しさ」。熟練の職人が素材の呼吸を妨げないよう丁寧にメンテナンスを施し、次の世代へと使い継ぐための健やかさを取り戻しました。力強いオークの木目に触れ、扉を開閉するたびに、この家具が刻んできた誠実な時間に思いを馳せる。その豊かなひとときは、あなたの暮らしに新しい「ヒュッゲ(心地よい時間)」をもたらしてくれるはずです。
「朝の光と、自分を整えるための定位置」
焼きたてのパンの香りが漂う朝。
オークの天板にお気に入りの器を並べ、引き出しから丁寧に手入れされたリネンを取り出す。
そこにあるのは、効率や速さとは無縁の、自分自身の感性を心地よくリセットしてくれる場所。
ハンデバッドが遺したこの端正なサイドボードは、あなたの暮らしの「好き」を優しく拾い上げ、日々の情景を静かに、そして美しく整えてくれる、かけがえのない背景になってくれるでしょう。
【メンテナンス:済み】
古い塗装を除去後に、サンディングを行い、オイル塗装にて仕上げました。
■生産国
デンマーク
■デザイナー
Poul Hundbad
■メーカー
Hundbad&Co
■サイズ 幅1080 x 奥行430 x高さ790(mm)
■詳細サイズ
◎扉内オープンスペース(右):幅505x 奥行370 x高さ500(mm)
◎扉内オープンスペース(左):幅505x 奥行370 x高さ410(mm)
◎引出:幅450x 奥行340 x高さ30 (mm)
◎棚板(左右共通):幅505x 奥行370 (mm)
※32mmピッチで10段階の高さ調整が可能です。
■素材 オーク
■程度 実際に使用されていた商品の為、擦り傷・打痕等ございます。
■メンテナンス済(オイル塗装)