閉じる
デンマーク ビンテージ ペンダントランプ "Etude"(Holmegaard / Michael Bang)
『闇に浮かぶ、茄子色の静寂』
〜光の芯を見つめる、贅沢な夜の時間〜
1825年創業、デンマーク王室御用達の称号を持つ名門ガラスブランド「Holmegaard(ホルムガード)」。熟練の職人による吹きガラスの技術と、デザイナーであるミカエル・バングの美学が結実した名作照明 "Etude(エチュード)" が当店に届きました。現在でもグラスウェアでその名を世界に轟かせるホルムガードですが、照明部門は惜しまれつつも幕を閉じ、今ではビンテージとしてしか出会うことのできない貴重な時代の作品です。
ホルムガードのランプといえば、光を透過し拡散させるオパールガラスが一般的ですが、この一台は全く異なる個性を放っています。一見すると、空間を凛と引き締める艶やかなブラック。しかし、窓辺の光にかざし、あるいは近づいて目を凝らせば、それが深みのある高貴なパープルであることに気づかされます。当時のカタログに記された名は「Aubergine(オベルジーヌ)」。熟した茄子のような、自然界の色彩をそのままガラスに封じ込めたその色調は、知的な静謐さを湛えています。
灯りを灯した瞬間、このランプの真の物語が始まります。厚みのある色ガラス越しに、電球のフィラメントだけがオレンジ色の糸のようにぽつんと浮き上がる。周囲を煌々と照らし出すための「明かり」というより、光そのものを鑑賞し、心を鎮めるための「灯火」に近い存在です。昼間は彫刻のように凛としたオブジェとして空間を飾り、夜は闇の中に繊細な光の芯を浮かび上がらせる。その劇的な表情の変化は、日々の暮らしに心地よい「間」とリズムをもたらしてくれます。
直径30cmという、日本の住まいにも取り入れやすい絶妙なサイズ感。ダイニングテーブルの上に吊るして食卓をドラマチックに演出するのはもちろん、ソファの傍らに低く設え、読書のためのパーソナルな灯りとして愉しむのも素敵です。当店からお届けするこの一点は、長い年月を旅してきた証として、表面に僅かな擦れや小傷が見受けられるかもしれませんが、それこそが完璧ではないからこその美しさ。工芸的な美しさと、ビンテージだけが持つ誠実な時間を、ぜひその手で確かめてみてください。
「光の芯と向き合い、自分を整える夜」
一日の終わり、部屋の照明を落とし、このランプだけを灯す。
茄子色のガラス越しに浮かぶ、小さな光のゆらぎを見つめながら、静かに温かいお茶を淹れる。
そこにあるのは、効率や明るさだけでは測れない、自分自身の呼吸を整えてくれる場所。
このEtudeは、あなたの暮らしの背景を深く塗り替え、何気ない夜の時間を、二度とない特別な情景へと変えてくれるはずです。
【メンテナンスについて】
■ ソケットはオリジナル、E26の電球をご使用頂けます。ソケットがオリジナルの樹脂製のもののため、電球は熱量の少ないLED電球をおすすめします。電球は付属しませんのでご注意下さい。
■生産国
デンマーク
■デザイナー
Michael Bang
■メーカー
Holmegaard(ホルムガード)
■サイズ
・直径:約400 (mm)
・高さ:約280(mm)
・全長:900(mm)
接続:引っ掛けシーリング・コード吊り
・重さ:約2.6kg
・電球:E26x1
※電球は付属しませんのでご注意下さい。
■程度 実際に使用されていた商品の為、擦り傷等ございます。