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デンマークビンテージのオーク材サイドボード/Kurt Østervig for KP Møbler
『船から陸へ、木に宿った手仕事』
〜長い年月を経て飴色に深まったオークの表情が、部屋にひとさじの懐かしさを添えてくれる。そんな一台〜
天板の左右の端には、突板とは別に無垢材が継がれています。角の欠けを防ぎながら、将来もし傷んでも研磨し直せるようにという、静かな配慮の跡。デザイン性と実用性が、ひとつの継ぎ目の中に同居しています。手掛けたのはカート・ウストヴィ。もとは造船の設計技師として鋼の船と向き合っていましたが、木の温度に惹かれて家具デザインの道へと歩みを変えた人物です。K. Knudsen & Sonの設計スタジオで経験を積んだのち、1947年に自身のスタジオを構え、以後オークと革を組み合わせた家具を得意とし、その作品はニューヨーク近代美術館にも展示されるほどの評価を得ました。中でもKP Møblerとは長年にわたり深い協働関係を結び、脚で自立させる収納家具のシリーズを数多く世に送り出しています。
この一台も、そうした信頼関係のもとで生まれた一台と言えるかもしれません。取っ手は丸く小さな、ウストヴィ作品を象徴する意匠のひとつ。指先で軽く摘まむだけで、スライド扉が静かに滑り、前方にスペースを必要としません。内部は左右で独立した空間に分かれ、それぞれの棚板を細かく高さ調整できるため、レコードや本、食器など、性質の異なるものを迷わず住み分けさせることができます。幅1170mm・奥行450mmという堂々としたサイズが、リビングの主役になってくれるはずです。細く伸びた脚が、どっしりとした本体を軽やかに支えています。
【メンテナンス:済み】
古い塗装を除去後に、サンディングを行い、オイル塗装にて仕上げました。
■生産国
デンマーク
■デザイナー
Kurt Østervig
■メーカー
KP Møbler
■サイズ 幅1170 x 奥行450 x高さ845(mm)
■詳細サイズ
◎扉内オープンスペース(左右共通):幅560x 奥行390 x高さ587(mm)
※30mmピッチで16段階の高さ調整が可能です。
■素材 オーク
■程度 実際に使用されていた商品の為、擦り傷・打痕等ございます。
■メンテナンス済(オイル塗装)