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デンマークにて買い付けたビンテージのチャーチチェア(オーク)
Designer by Kaare Klint for Fritz Hansen
『教会のために生まれたコーア・クリントの代表作「オーク×ペーパーコード」のチャーチチェア』
〜祈りの場に似合う、静かな佇まい〜
コーア・クリントは「デンマーク近代家具の父」と呼ばれる建築家・デザイナー。王立芸術アカデミーの家具科の創設に関わり、人の身体に寄り添う寸法を重んじました。製造のフリッツ・ハンセンは1872年創業の老舗。1936年に教会のために生まれたこのチャーチチェアは、クリントの代表作です。
深い飴色に育ったオークとペーパーコードが、静かな祈りの場にそっと置かれていた気配を、そのまま運んでくれる一脚。背もたれは、ゆるやかな波を描く4本の横板。直線のなかにほんのわずかな揺らぎを忍ばせたその表情が、やさしく、どこか凛とした印象を生み出します。後ろ脚はなだらかな弧を描きながら背へと続き、横から眺めたときのシルエットは、驚くほど軽やか。脚は丸く削り出され、オークの木目がやわらかな陰影を添え、貫が前後左右をすっきりと結んでいます。装飾をそぎ落としながらも、手の込んだ造りが静かに伝わってくるのは、教会という場所の神聖な佇まいにふさわしい、クリントの思想そのものでしょう。背もたれの横板が背中のあたりにやさしく並び、背筋がすっと伸びる座り姿へと導いてくれます。
座面は、デンマークで購入したままですが、状態も良く、そのままでご使用ができる状態。手で編まれたペーパーコード。天然素材らしいやわらかな光沢と、規則正しく編み込まれた表情が、オークの明るい飴色とよくなじみます。ほどよい弾力が体をやさしく受け止め、座るほどに自然な座り心地へと育っていきます。座面や脚まわりには年月相応の風合いが見られますが、使い込まれたオークならではの味わいです。同じ椅子を食卓に何脚か並べれば、教会の長椅子のように整ったリズムが生まれ、ひとりの食事の日も、誰かを迎える日も、背筋の伸びる静けさをもたらしてくれるでしょう。
幅530mm、奥行460mm、高さ835mmというすっきりとしたサイズ感は、ダイニングはもちろん、デスクや玄関まわり、寝室の片隅にもすっとなじみます。使わないときも、部屋の景色の一部として静かに佇む。そんな凛とした存在感が、明るい飴色のぬくもりとともに、暮らしのなかの時間をそっと整えてくれます。
≪メンテナンス:前≫
ご注文後に古い塗膜をとり、サンディング・構造チェックを行い、オイル塗装にて仕上げる予定となります。
■生産国
デンマーク
■デザイナー
Kaare Klint
■メーカー
Fritz Hansen
■サイズ 幅530x奥行460x高さ835(mm)
■詳細サイズ
〇座面:幅520x奥行455x高さ435mm
■素材 オーク・ペーパーコード
■仕様 実際に使用されていた商品の為、小傷・小ダコン等はご理解ください。
■メンテナンス:前(オイル塗装)
■完成品
■Kaare Klint(コーア・クリント)
「デンマーク現代家具デザインの父」と称される建築家・デザイナー。人間の身体寸法や過去の伝統家具を解剖・分析する「リ・デザイン」の理念を確立し、王立芸術アカデミーの家具科でモーエンセンら巨匠を育成しました。合理的で時代を超越した造形は、北欧デザインの基盤となっています。
■Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)
1872年創業のデンマークを代表する家具ブランド。アルネ・ヤコブセンとの協働による「セブンチェア」や「エッグチェア」をはじめ、北欧デザイン史に刻まれる名作を創出しました。高度な成形合板技術と革新的な造形美を融合させ、今なお世界中の建築やインテリアを彩り続けています。