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デンマークの「Børge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)」デザイン、C.M Madsen社がFDB(デンマーク生活協同組合連合会の家具部門)の為に製造されたmodel154.ブックケース(チーク&オーク)
『チークの本体とオークの脚が響き合う、ボーエ・モーエンセンの背高ブックケース Model154』
〜ふたつの木の色が支える、静かな重心〜
ボーエ・モーエンセンは1914年に生まれ、家具デザインの巨匠コーア・クリントのもとで学び、助手も務めたデンマークのデザイナー。1942年から1950年まではFDB(デンマーク生活協同組合連合会)の家具部門を率い、素朴で機能的、職人の手仕事に根ざした造形を貫きました。
このModel154のブックケースは、そのFDBのためにC.M Madsen社が製造したもので、先にご紹介したModel153と同じシリーズに連なる、背の高いタイプです。まず目に留まるのは、チークの本体とオークの脚が織りなす穏やかなコントラスト。
経年を重ねて深まった飴色のチークは、棚の奥までしっとりとした艶をたたえ、明るく澄んだオークの脚がその重心をふわりと持ち上げています。ふたつの木の色の違いが、ストレートな箱のかたちに奥行きとリズムを与えてくれます。脚もとを見ると、斜めに結ばれた貫に絶妙なアールが付けられていて、建築の補強技法を家具へ落とし込んだ設計の細やかさが伝わってきます。棚板の前縁にもやさしい丸みがあり、直線的な造形の中に、モーエンセンらしい温かさがにじんでいます。
奥行260mmの浅めの設計は、小ぶりな本や雑誌、器や小物を並べるのにちょうどよく、壁際にも圧迫感なく収まります。奥のものが見つけやすく、取り出しやすいのも浅い棚ならではの使い心地です。左右の区画は、棚板の高さを側板の穴で変えられるので、背の高い本から花瓶まで、お気に入りを自分らしく並べ替えられます。
高さ1600mmながら上段にも手が届きやすく、見せる収納も隠したい収納も区画ごとに整えやすいので、毎日の片づけが自然と楽しくなります。製造時の刻印も残っていて、当時の作り手の存在をそっと感じさせてくれます。H1150のModel153と並べて高さの違いを楽しむ置き方も、壁一面を飾る素敵な提案です。朝の光を受けてチークの艶がやわらかく揺れる、静かな佇まいで暮らしの景色をそっと引き立ててくれる一台です。
≪メンテナンス前≫
ご注文後にサンディングを行い、オイル塗装にて仕上げます。
■生産国
デンマーク
■デザイナー
Børge Mogensen
■メーカー
C.M Madsen
■サイズ 幅1220x奥行260x高さ1600(mm)
■詳細サイズ
〇オープンスペース(左右共通):幅577x奥行242x高さ1290(mm)
〇可動棚板:幅577x奥行242(mm)
※25mmピッチ、47段階で高さ調整可能
■素材 本体:チーク、脚:オーク
■仕様 実際に使用されていた商品の為、小傷・小ダコン等はご理解ください。
■完成品
■メンテナンス:前
・ご注文後にサンディングを行い、オイル塗装にて仕上げます。
■Børge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)
「民主的デザイン」を掲げ、人々の暮らしに寄り添う実用的な家具を追求した巨匠。
FDB Møblerの初代デザイン長を務め、シェーカーチェアの美学を再解釈した傑作「J39」や「ハンティングチェア」など、簡素で力強い名作を数多く生み出しました。
■C.M. Madsen(カール・マリウス・マドセン)1919-1979年
1919年に設立されたデンマークの名門家具工房・メーカー。FDB Møblerとの深い連携のもと、ボーエ・モーエンセンやハンス J. ウェグナーらの高品質な木製家具を数多く生産しました。緻密な職人技による堅牢なキャビネットやチェアは、ヴィンテージ市場で高く評価されています。
■FDB Møbler(FDBモブラー)1942-1980年、2013年に復刻
1942年設立のデンマーク生活協同組合の家具部門。
「美しく機能的で、誰もが買える家具」を掲げ、民主的な北欧デザインを確立しました。
モーエンセンら巨匠による名作の数々はデンマークの国民的日常品として愛され、2013年のブランド復活後も世界中で支持されています。
【初代】Børge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)
・代表作:J39チェア
【2代目】Poul M . Volther(ポール・M・ヴォルザー)
・代表作:J46チェア
【3代目】Ejvind A. Johansson(アイヴァン・A・ヨハンソン)
・代表作:J67チェア
【4代目】Jørgen Bækmark(ヨーエン・ベックマーク)
・代表作:J81チェア