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デンマークにて買い付けたビンテージの「Model431」アームチェア(チーク)
Designer by Arne Vodder for Sibast Furniture
『ドロップ形のスポークと肉厚の無垢アームが美しい、黒革張りのチーク・アームチェア』
〜やわらかな丸みと、凛としたライン〜
アルネ・ヴォッターは1926年生まれのデンマークのデザイナー。フィン・ユールに師事し、シバストのために数多くのアームチェアやテーブルを手がけました。シバストは1908年に小さな木工所として創業したメーカーで、1950〜60年代にはヴォッターの家具が主にアメリカへ輸出されていました。
深い飴色に育ったチークと黒い革が、ひと目で空気を引き締めてくれる一脚。まず目を奪われるのは、肉厚の無垢材で仕立てられたアーム。先端へ向かってすっとすぼまりながら、手を置く面はふっくらと丸みを帯び、触れた指先にやわらかな量感が伝わります。背を支える縦のスポークは、雫のようなドロップ形。上端を丸く落とし、その下へ向かって面を切り込むことで、やさしさのなかに、ヴォッターらしいシャープな線が静かに光ります。アームは前脚の上でふわりと張り出し、脚とのつなぎ目まで丸く仕上げられていて、横から眺めたときのシルエットも柔らかく整っています。
経年を重ねたチークは、木目の流れに沿って光がとろけるように艶をたたえ、細く絞られた脚やフレームにも、軽やかな表情を添えています。張られている革は、現地で購入したままのもの。コンディションは良好で、そのままお使いいただけるレベルです。座面にはしなやかなしわや小さなキズが見られますが、革が使い込まれて育った味わいとして、チークの飴色とよくなじんでいます。背はゆるやかに傾斜し、腰のあたりにそっと寄り添うクッションが設けられていて、座面もふっくらとしたクッション仕立て。長く腰かけても背中とお尻をやさしく受け止めてくれます。黒い革の面と無垢のフレームの対比が端正にまとまった、静かな存在感のある一台です。
幅680mm、奥行600mm、高さ880mmと、アームチェアとしては取り回しのよいサイズ感。ダイニングの一脚として、デスクの椅子として、リビングの片隅にひとつ置くだけでも、空間にすっと奥行きが生まれます。座るたびに、手のひらで木のぬくもりを確かめたくなる。そんな静かな愉しみを、暮らしに添えてくれる一脚です。
≪メンテナンス:前≫
ご注文後に古い塗膜をとり、サンディング・構造チェックを行い、オイル塗装にて仕上げる予定となります。
■生産国
デンマーク
■デザイナー
Arne Vodder
■メーカー
Sibast Funinture
■サイズ 幅680x奥行600x高さ880(mm)
■詳細サイズ
〇座面:幅505x奥行460x高さ445mm
〇アームの高さ:620mm
■素材 チーク・レザー(黒)
■仕様 実際に使用されていた商品の為、小傷・小ダコン等はご理解ください。
■メンテナンス:前(オイル塗装)
■完成品
■Arne Vodder(アルネ・ヴォッター)
フィン・ユールに師事し、1950〜60年代の北欧デザイン黄金期を支えた建築家・家具デザイナー。ローズウッドやチークの上質な木目を活かした美しいサイドボードやチェアで知られます。繊細なディテールと優美な曲線美を備えた作品は、ビンテージ市場でも絶大な人気を誇っています。
■Sibast Furniture(シバスト・ファニチャー)
1908年に設立されたデンマークの名門家具メーカー。ヘルド・シバストら一族の手により、ヘルゲ・シバストやアルネ・ヴォッダーの名作家具を高品質に作り上げました。高い木工技術による繊細で力強いフォルムは欧米で評価され、現在は創業家4代目により復刻と進化を続けています。